梨の木は、やっぱりすごいです。
秋に実をつけた後、葉っぱが落ちて、お礼の肥料をあげて、
その夏から秋に蓄えた栄養で、枝を伸ばし、つぼみの赤ちゃんも芽吹いています。
冬の作業は、余計な枝(枝から真上にビュー-ンと伸びてる枝、徒長枝といいます)
を切っていきます。
剪定ばさみで切れる太さもあれば、のこぎりで切らないと無理な太さのものも
あります。
こちらは 剪定前。
ちょっとすっきりした、剪定後。
剪定するっていっても全部切手いいわけでもないです。
枝の更新といって、古い枝と若い枝を徐々に入れ替えてあげる必要が
おいしい実をつけるためには必要なのだそうです。
なので、よーく観察しながら、次はこの枝をそだてて使えるかな、とか
こっちに誘引すればいいかなとか、結構頭を使ってやる作業です。
来年切ろうと思ってる枝でも、何か札でもつけて書いておかなくちゃ
忘れてしまいそうです。何しろ36本くらい木がありますから・・・・
剪定する手も結構しんどいので、電動の剪定ばさみ(充電式)買ってしまいました。
繊細な剪定には向いていませんが、のこぎりで切るような枝も3cmくらいの直径
だったらスパーっと切れてしまうので作業が早いです。(指を切らないように注意)
私たちが剪定をしている間、お手伝いに来てくれるお友達(梨の妖精さんと
呼んでいます)には、幹や枝に苔むしたコケを取ってもらっています。
この作業がまた気持ちいい!私がやりたいくらいw
コケは、前の園主さん 1回も取ったことないといっていたので相当ついています。
木がこれで元気になってくれたら嬉しいな♪
梨の剪定、あと9本! その後は 枝の誘引が待っています。
3月末までにこれを完了させます!頑張るぞ!